四十肩・五十肩に関して


原因とセルフケア

「肩が上がらない」「服を着るときにズキッと痛い」「夜寝るときに痛くて目が覚める」

これらの症状がある方は、いわゆる❝四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)❞かもしれません。

原因は「炎症」と「癒着」

肩の関節は非常に複雑で、筋肉・腱・関節包が滑らかに動くことで可動域を保っています。

しかし加齢や使いすぎ、血行不良などが重なると、関節包が炎症を起こして硬くなり、動きが制限されます。

この状態が長く続くと、筋肉同士や関節内で癒着が起こり、動かすたびに痛みが出ます。

痛みの段階を見極める

1.急性期(炎症期):何もしなくてもズキズキ痛む

2.慢性期(拘縮期):痛みは弱まるが、動かない

3.回復期:動きが戻ってくる

それぞれの時期でケアの方法は異なります。

セルフケアのポイント

急性期は安静+冷却を中心に。炎症を抑えることが最優先です。

慢性期から回復期には温熱+ストレッチが有効。

・壁に手をついてゆっくり前屈

・タオルを両手で持ち、頭の上で軽く上げ下げ

・痛みのない範囲での「円運動」を繰り返すことで可動域が広がります。

やってはいけないこと

「痛いけど我慢して上げる」は禁物。炎症が再発し、治りが遅くなります。

痛みを感じる手前で止めることが、回復の近道です。

まとめ

四十肩・五十肩は❝年齢のせい❞ではなく、❝血流と動きのバランスの乱れ❞が原因です。

焦らず体を温めながら、ゆっくり回復させることが大切。

正しいケアで再発を防ぎ、「また自由に動かせる肩」を取り戻しましょう。